#1 スタートアップで働く上での成長ってなに?
#1 スタートアップで働く上での成長ってなに?

#1 スタートアップで働く上での成長ってなに?

植木大介(以下植木):はい、始まりました〜!初回のOne Issueということで。

山田浩輝(以下山田):1回目ですね!

植木:1回目ですね、ついにやってまいりました。

この番組はROXXのCOOの山田と(agentbankの)事業責任者の植木がスタートアップの成長や個人の成長とか、あらゆるイシューの中から1つを選定して、雑談しながらそのイシューに対して示唆を得ていくという、番組でございます。

ということで初回はですね、ちょっと軽いテーマで。

「個人の成長」ということでですね、「成長が早い人はどういう人か」というイシューでいきたいと思います。

成長が早い人はどういう人か

山田:成長が早い人はどういう人か・・・。

植木:はい。山田さんも多分ROXX創業してからもう7年半...ですか?

山田:もう7年半ですねぇ笑

植木:早いですね笑

組織ももうすぐ100名ということで、本当にいろんな人を見てきたと思います。

そのいろんな人見てきた中でも、「こいつは成長早いな」とか。

ROXXってたぶんフェーズによって採用する人がだいぶ変わってるじゃないですか。

そういう意味でも結構グラデーションとかも見えるかな〜と思っていたりもするんですよね。

ちょっと雑談なんですけど、山田さん最近成長してますか?笑

山田:俺?!!笑 俺かーーーー笑

植木:山田さんどうなんですか?

成長とか考えるんですか?あんまそういうタイプじゃないじゃないですか。

山田:成長...考えたことないねぇ笑

植木:そうっすよね。

山田:だって成長することに興味がないもん笑

植木:この辺の話深掘るとぜんぜん違うほうに...笑

山田:なんでみんな成長したいとか言うのあれ?面白くない?

みんな言うじゃん、面接とかで。

植木:言いますね。

「成長したい」とは

山田:あれどういう気持ちで言ってんの?笑

植木:今できることが少ないから、できること増やしたいな、っていうなんか謙虚さから来るんじゃないんですか?

山田:謙虚さからきてんの、あれ。面接対策じゃないの?

面接対策と本当に思ってるの2パターンだと思うんだけどちがうの?

植木:あー面接対策のパターンもありますね。

でも対策の場合は結構深掘っていくと

あんま成長について考えてないなーとか粒度粗いなーとか結構ありますよね。

見極めはできる。

山田:そうだね。え、植木成長したいと思ってんの?

植木:成長したい...って昔は思ってましたね。

僕がROXX入った時なんて何にもできなかったんで、

多分(成長したいって)言ってたと思うんですよ。んー言ってはいないか...。

でも成長したい、って思ってはいましたね。

山田:へぇ〜

植木:思ってた気がする、どうなんだろう?

山田:なんで?

植木:自分が大したことない人間、って思っていて、

普通に価値出せる人間になりたいなー、みたいな。

成長しなきゃやばいな、みたいな感じじゃないですか?

こうありたい、とかこういうふうになりたい、とかがあって、

今それに足りてないなーって思ってたから、

焦りで多分そういう風に思ってたのかもしれないですね。

山田:あー焦りね。なるほどね。

植木:山田さんは早期に成熟しすぎてるんですよね笑

山田:ええー?笑

だって成長したい、って思っても成長なんてあんまできないじゃん。

植木:あ、そうそうそうそう。

それに気づいてから、成長したいって思わなくなりましたね。無駄だな、と思って。

自分が成長したいとか思っても全く意味ないなって事にここ数年で気づきましたね。

山田:世の中不思議だなーと思って。みんな成長って言うからさ。

植木:ね、みんな言いますよね。

特にスタートアップ、ベンチャーに来る人は結構みんな言うんじゃないですか?

山田:うん、みんな言う。あんま好きじゃない。笑

植木:面接で「成長したいっす。」って言われると結構萎えますか?

山田:あ、萎える萎える。うん。

植木:何が嫌ですか?成長したいっていう人の。ベクトルが自分だから?

山田:いや、自分...?俺の方がたぶん自分に向いてるから笑 そんな人よりも。

植木:たしかにたしかに。

なんのための「成長」か

山田:成長することが目的じゃないからさ、本当に未来のことを考えて逆算して考えてる人間が「成長」っていう言葉を使うかな、っていうのがまず1個思うんだよね。

未来のために成長したいです、って言ってるんだよだいたいみんな。

「なんで成長したいの?」って聞いたときに、「将来の選択肢を広げたいです」みたいな。

それどんな成長したらいいかわかんねえじゃんっていう。

わかんねえのになんで成長したいの?みたいな。

植木:それはある笑 ベクトルがありますしね。

山田:わかってる人は具体的にこうなりたいです、って言うから、

「ああそうか、じゃあそうなるためにどう言う経験すれば良いんだろうね」とか

「どういう時間の使い方すれば良いんだろうね」とかなるんだけど。

植木:なるほど。そういうことか。

山田:そういうのが何もないから成長って言葉使うでしょ?

でも成長って言ってる人であんま幸せそうな人見たことないから笑

植木:その論点もありますね笑

山田:幸せじゃないだろうなー、みたいな。

なんか我慢してる?みたいな。起こり得ない未来のために今を我慢している...?

起こり得る自分のハッピーな未来のため、じゃないんだよね。

よくわかんない未来のために頑張ってる人たちが使う言葉が「成長」...?

植木:おおーなるほどねー。面白い。

確かにどうなりたいとか、自分の得たいものが明確な人って成長って言葉使わないですね。

現状に満足していないというか、悶々としている人が成長(という言葉を)使うというか。

確かにそれはあるなあ。

じゃあ「成長する人はどういう人か」っていうテーマ...。

山田:成長する人は成長のことを考えていない人が成長する!」

植木:それはめちゃくちゃしっくりきますね。

植木:僕最初自分が成長したいって思ってた時、今思うと一番成長してなかったな、ってめっちゃ思いますもん。

山田:そうだよねえ。

植木:バラドックスですね。

「成長」曲線は右肩上がりにはならない

山田:植木はさぁ、成長したじゃん?

植木:うーんそうなんですかねえ、、

入社した時の資料とか見たら、もう見たくないなーって。

その時に成長したなーって思いますね。

山田:でも植木は2年ぐらい成長しなかったんだよね笑

植木:いつですか?笑

山田:直近だよ、直近。

去年の年末まで2年間くらいagentbankの事業責任者になってから丸2年間くらい全然成長してないなーって思って。

これは学びだったんですけど、去年の年末に色々あったじゃないですか。

(植木は)バカみたいに成長したんですよ。わーなるほど、人が成長するってこういうことか、みたいなのを目の前で見せられた感覚があって。

植木:まあまあな比率っすよ、ROXXいる中で40%成長してない、笑

山田:でも、その成長した瞬間の変化の振れ幅がとんでもないのよ。この1回の成長の幅。

これってすごい大事な要素だなっていう風に思ってて。

成長って一次関数みたいに右肩上がりでぴーって上がってくイメージを俺も持ってたの。

そしたら違うと。

ずっと一直線で変わらない中で、ある瞬間にすとーんって階段を1個上がるみたいな。

この階段の高さがどのくらいかっていうのはめちゃめちゃ重要な要素だなと。

いかに1段上がる期間を短くするかっていうのと、1段上がる高さをどれだけ高くするかっていうのが成長の変数だなと思ってて。

右肩上がりの角度をあげるっていうのは発想として間違ってるなっていう風にすごい感じました。

植木:そうっすね、なるほどね。なんでなんですかね、それって。

僕も社内で「いきなりすごい変わったなって思うんですけど、なんでだったんですか?」

みたいに言われたんですけど、自分で振り返っても正直わかんないんですよね。

再現性がない。笑

ただ、その期間と幅っていう話は結構あるなと思ってて。

自分で越えることがイメージできてる壁の時ってその期間も短いし幅も小さいんですよね。

今回って僕正直無理だっておもったんですよ笑 越えられない、と。

めちゃめちゃ色々もがいて、何が最後トリガーになったかまではわかんないんですけど、

スッって景色がひらけた瞬間があって。

そこを言語化したいなって思ってるんですけど難しいんですよ。。

山田:いやー言語化難しいねーそこはねー。。

「成長」するために必要な要素

植木:でも1個思ったのは、誰しももう無理だって逃げようとするわけじゃないですか。

その時に信じてまだまだやれるでしょ、って言ってくれる信頼関係がある人が近くにいるっていうのはめっちゃ大事ですね。

そうじゃなかったら人ってそんな大きな成長できないな、っていうのは思いましたね。

山田:なるほどね。他人の存在ね。

植木:自分が1人でやってても大した成長なんてできない。

山田:自分で限界決めちゃう。こんなもんだ、と。

植木:そうですね。

僕、一時期業務委託にしてくれ、ってフリーランスでやったわけじゃないですか。

フリーランスは成長しないな、って今振り返ると思いますね。成長しづらいなって。

山田:それはそう言ってくれる人が周りにいなくなっちゃう?

植木:いないし、業務も結局今できることしか与えられないわけじゃないですか、業務委託の人って。なのでフリーランスってその2点で成長しづらいなって思いますね。

山田:たしかにねー。

まあ自分の想像できないことをやらなきゃいけないからね、成長するってね。

それをやっぱり与えてくれたり、それができるよって信じて言い続けてくれる人っていうのは確かに重要な変数だね。

植木:めちゃめちゃ重要な変数ですね。

それって意図して作るのって結構難しいですけどね。

人との信頼関係って感じになっちゃうので。

2つの種類の「成長」

山田:そうだねー。

確かにそれは「成長」というものを「スキルの増加」っていう風に捉えるパターンの成長と、そうじゃない成長っていうのがビジネス上だと存在して、

スキルパターンだったら如何に早くスキルを習得するかっていう話なので1人でできると思うんだけど、まさしく士業とかの人たちとかはそういう戦い方、成長の仕方っていうのがあると思うんだけど、スタートアップってそうやないやん?笑

植木:スキル、じゃないですもんね。

山田:そこじゃない成長の仕方をしなければいけないから、そこにおける源ってなんなのっていうのに対して、「それは人間関係である」っていう結論は結構正しい気がするね。

周りに誰をおくか、とか、自分の仕事を与えてくれる人を誰にするか、とか、そう言った変数が実は成長の一番重要な変数になるなあっていうのは確かにいま話しててそうだな、って言うのはすごい感じたね。

植木:個人として非連続な成長をするためにはやっぱそういう組織に所属するってことが大事ってことか。

でもじゃあ山田さんとか、自分で起業しちゃったパターンって勝手に越えなければならない高い壁がどんどん現れるから、人の存在っていうより別のコミットがそもそも創業した時点であるからってことか。。

山田:でも創業社長と、そうじゃない人と結構違いはあると思うな。

創業社長だけは自分で自分が成長する機会を作っちゃうドMな人間なので、勝手にそうなってく。

でも自分からすると、中嶋(社長)が勝手にそういう壁を作るから、俺もその局面に巻き込まれる笑

植木:巻き込まれ成長。笑

山田:だから成長するというか、自分で行きたいかって言われると行きたくないもんそんな状況。笑

火事の現場に行くぞ!!みたいなかんじで連れてかれるみたいな感じだよね。笑

だから自分の意思じゃないんだよね。

その自分の意思じゃないものに身を委ねるから普通じゃない成長っていうのが基本的に存在するんだと思う、一般人(社員)としては。

あんま自分で決めちゃいけないんじゃない?

植木:あーそれはでもマジであるかも。

だって自分でやりたいこととか結構自分な得意なことであるケースも割と多いですからね。

憂鬱じゃないこと、というか。

山田:だからまあ、人間関係ですな、結論はな。

植木:結論、成長が早い人は良い人間関係を構築できる人?

山田:良い人間関係を持っている人。

植木:でも良い人間関係があって、どこを目指してるかはやっぱありますよね、その組織/個人が。

山田:そうだね、その人間関係の人たちがどこの水準のレベルにいるのか、っていうのはそうだろうね。

植木:そうですね、その2つか。

「成長」しづらい人の特徴

植木:でもそれにもうちょいいくと、そこの船に乗ってて良い人間関係築けてても、

成長あんまりしない人っているわけじゃないですか。それはなんでなんだろう?

山田:それはなんでか...?

植木:自分を変えようって思ってなかったら成長しづらいですよね。

山田:自分の中で変な成長イメージがあるからじゃない?

植木:あーなるほどね。

山田:成長したいって言ってる人ほど成長しないじゃん。

それは成長とはこうである、っていう自分が成長のことよくわかってないはずなのに、経験したことがないはずだからね、成長した自分なんて。

経験したことがないのにそれを勝手に想像して勝手に自分の中で決めつけるからじゃない?

だからマネージメントとかしたことないのにマネージャーになりたいです、

マネージャーになったら成長できたと思います、

とか言う人の思考回路が全く意味わかんないよね笑

どういうつもりで言ってんだろ?みたいな。

それは成長したいんじゃなくて偉い人になりたいの?みたいな。

植木:たしかにね。変なイメージがあると成長しづらい、はありますよね。

スキルとか知識レベルをあげていくみたいなのは、本当ただ何が足りてないかを明確に認識してそれを埋めるアクションを起こすだけですからね。そうじゃないんだよなあ...。

山田:そうだねえ。

スキルは本当に必要になった時が一番身につく

植木:それってたぶん両輪必要ってことですよね、

人間的成長みたいな話と、とはいえスキルとかが全くついてなかったらバランス悪いと言うか、人としては次のステージにはいけないというか。片方では。

山田:まあでも勝手に身につくよ?そういうの。

だってそんなんアメリカ行ったら英語喋れるようになるのと一緒じゃん。

勝手に必要だから身につけんじゃない?

植木:なるほどね。じゃあ意図して何が足りてないかを埋めていく必要は...

山田:ない!笑

植木:ない。笑 なるほどね。ないのかー笑

でもちょっとわかる気もしますね。

なんか本読むのとかってあんま意味ないなって思ってるんですよ、最近。

知識とか埋める、って意味では。

今立ち向かってる壁において自分で言語化していった時に、

これって体系的に他の人はどう考えてるのかな、とかのタイミングで読むとかだったら意味あるんですけど、学生の時にマネジメントの本とか意識高い系の人が読むじゃないですか。

山田:意味ないね。

植木:あれはマジで意味ないですよね。

山田:ないないない。

植木:そうか、足りなかったら別に自分で埋めようとするから知識も得にいくし、その時が一番吸収率高いって話ですよね。

山田:そうそうそう、必要にならないとね。人間ね。

植木:やっぱもはやそっち側はあんま個人としては考えなくて良いんですね。

山田:そうだね、成長したいなら!笑

ここを目指してます、っていう明確なものがあれば良いんだろうけど。

成長したいっていって言ってる人たちはそうなんじゃない?って思うけどね。

まあでもそもそも成長をなんでしたいの?っていつも思うけどね。笑

えー?って。笑

なぜ「成長」したいのか、が一番重要

植木:たしかにね、、、成長ってなんでしたいんだろう...。

山田:まあ成長はね、しない、という選択肢もありますから。笑

植木:まあそうですよね。ずっと現状維持。

山田:現状維持。そういう生き方もありますよね。

植木:ありますね。

山田:ええ、生き方です。

植木:山田さんはでももう今後巻き込まれて成長していくってことですよね?笑

山田:巻き込まれて、、笑

そうだね、別に(成長)したくないとも思ってないし、したいとも思ってないし。

まあ巻き込まれていつまでそれを自分の人生としてそういう道を歩み続けるかってことだけですよね。

植木:なるほど。

山田:だから成長する人の特徴...

植木:成長したいと思ってない人?

山田:成長したいと思ってない人ですよ。笑

で、良い人間関係ですよね。

レベルの高い、水準の高い人間関係の人たちと、質の良い人間関係を築けていること

これは大事じゃないかなあ?

植木:その2つと。これ面白いですね。

成長したい人がこのタイトル見てたぶん聞きたいなと思うと思うんですけど、

なんで成長したいのかが一番重要な問いな気がしますね

山田:ROXXの面接でね、成長したい、とは絶対にいわないでください!笑

落ちちゃいますので、はい。笑

植木:ということで。いい感じの時間なんで初回はこんな感じで締めたいと思います。

毎回こういう感じで個人なのか、組織なのか、イシューを1つ決めて、それについて話していきたいと思います。

ぜひ面白いなと思った方はハッシュタグ#ONEissueでTwitterとかFacebookでぜひシェアいただけると嬉しいです!

毎週1本更新していきますので、来週もぜひよろしくおねがいします!

植木/山田:ありがとうございました!